弥生の塩崎です。

「消費税率が10%になるのか8%になるのか…」、様々な情報が飛び交った2016年5月。
そんな中、2016年4月の有効求人倍率は1.34倍と24年5カ月ぶりの高水準となったようです。しかし、医療・福祉や宿泊・飲食サービス業を中心に人手不足感が根強いとのこと。

少しでも良い人材を確保し、事業を成長させようと頭を抱えている経営者のみなさまに、この機会にぜひ利用してほしいのが「返金しなくてもよい助成金」を利用した採用です。

今回は、先日、厚生労働省のホームページで更新された「平成28年度の雇用関係助成金のご案内」をご紹介します。
厚生労働省 助成金パンフレット

参考:厚生労働省
雇用関係助成金のご案内 ~雇用の安定のために~【詳細版】パンフレット前頁(PDF)

このブログでもたびたび助成金や補助金の情報を記載していますが、年度はじめの今だからこそ、このパンフレットでどの助成金が使えるのか検討してみてはいかがでしょうか。

例えば、元気で若い人材を求める場合、3年以内既卒者等採用定着奨励金がうまく活用できれば、1人につき最大60万円の助成金が受給できます(153ページ参照)。

助成金ごとに受給要件があるため、誰でも受給できるわけではありませんが、要件に合致する雇用ができれば、返済不要の助成金を受給できるのです。

本パンフレットの4ページから6ページには、「雇用関係助成金」検索表が付いています。知っている人だけ得をする助成金ですので、検索表をご覧いただき機会損失しないようチェックしておきましょう。不明なところは専門家である社会保険労務士に相談し、皆さまの事業にあった助成金を上手に活用していただければと思います。