法人の決算では、「決算報告書」と共に作成するのは「勘定科目内訳書」です。今日はこの「勘定科目内訳書」を作成する際の手順と注意事項などを確認してみましょう。弥生会計で作成、出力可能な内訳書は下記の通りです。
<内訳書>
● 預貯金等の内訳書
● 受取手形の内訳書
● 売掛金(未収入金)の内訳書
● 仮払金(前渡金)の内訳書/貸付金及び受取利息の内訳書
● 棚卸資産(商品又は製品、半製品、仕掛品、原材料、貯蔵品)の内訳書
● 有価証券の内訳書
● 固定資産(土地、土地の上に存する権利及び建物に限る。)の内訳書
● 支払手形の内訳書
● 買掛金(未払金・未払費用)の内訳書
● 仮受金(前受金・預り金)の内訳書/源泉所得税預り金の内訳
● 借入金および支払利子の内訳書
● 土地の売上等の内訳書
● 売上高等の事業所別内訳書
● 役員報酬手当等及び人件費の内訳書
● 地代家賃等の内訳書/工場所有権等の使用料の内訳書
● 雑益、雑損失等の内訳書
● その他の内訳書(1,2,3)
内訳書一括印刷
<操作手順>
1.[決算・申告]メニューの[勘定科目内訳書]から該当する内訳書をクリックします。
2.[データ取込]をクリックします。
3.[データ取込]画面で[優先順位]を確認して[OK]をクリックします。
4.[データ取り込みを実行すると、既に入力されている内容はすべて破棄されます。
  データ取り込み処理を実行してもよろしいですか?]とメッセージが表示されます。処理を実行する場合は
 [はい]をクリックします。
5.取り込まれた内容を確認します。
預金内訳書
※ [勘定科目内訳書]の中には[データ取込]がない内訳書もあります。その場合は、[過去データ複写]をクリックすると、前年度以前の内訳書データを複写できます。ただし、前年度以前の内訳書データが作成されていない場合は[過去データ複写]は行えません。すべての項目を手入力していただくことになります。
手入力した場合、[データ取込]や[過去データ複写]を実行すると、手入力した内容は破棄されますのでご注意ください。

引き続き、弥生はみなさんの「決算申告」を応援しております。

「よくある質問FAQ」
https://www.yayoi-kk.co.jp/yss/faq/index.html