弥生の藤井です。
3月7日に兵庫県立男女共同参画センター・イーブンで開催された「先輩起業家の話を聞こう!~夢をカタチにするには?~」に参加しました。

これは女性起業家座談会ということで、起業して活躍中の女性たちが、起業にまつわるあれこれを本音で話してくださり、参加者に次の一歩を踏み出すきっかけを与えてくださるものでした。今回は、この座談会での先輩起業家のお話を一部紹介します。
女性起業家座談会1

起業するためにまず何をしましたか?
Aさん:
商工会議所などのセミナーに積極的に参加しました。

Bさん:
インターネットで会計士さんを探し、契約して、いろいろ相談しました。

Cさん:
仕事に関連するアルバイトをしたり、遠くで開催されるセミナーに参加したりと、技術や知識を増やしました。

たんたんと結論だけ書きましたが、お話からは「習得」の意識の高さを感じました。
会計士さんを探したとおっしゃった方も、その前には留学をして技術を磨いておられました。夢をカタチにするためのベースは、自分に納得がいくまでの「とことん勉強」なんですね。
そして起業のノウハウは、商工会議所主催の「創業塾」を受講して得て、その後いろいろ相談しながら起業のための計画方法を知ったそうです。印象的だった言葉は「恥ずかしいと思いながら質問しても会計士さんがとても丁寧に教えてくれた」「商工会議所がとても親身に相談に乗ってくれた」です。起業するときに相談できるところは地域にいろいろあるので安心ですね。
女性起業家座談会2

起業後、最初のお客様を獲得できたのはどのようなことからでしたか?
Aさん:
お店のオープン前に、雑誌に掲載されたことから。
お店の外観に非常に特徴があり、たまたまその街を取材に来ていたライターさんの目に留まり、ビルのオーナーに問い合わせしてくれたことがきっかけで、雑誌の取材を受けました。


Bさん:
起業前からブログをやっていて、読者が増えていたことから。
朝、晩の2回、毎日アップすることを自分に課していました。


Cさん:
飛び込み営業をしたことから。
途中で何度も心が折れたけど、100件回ろう!と決めたからやり遂げました。


こちらもたんたんと書いてしまいましたが、熱く語ってくださり、強い意志を持っていらっしゃったことが伝わってきました。豊かで柔軟な発想、また具体的で明確な目標を持つことが大切で、実行することが重要だと胸に響きました。
女性起業家座談会3

まとめ
お話くださった皆さんに共通していたのは、もともと持っていた夢が決して「起業家になりたい」ではなかったことです。

また事業を始める理由が、「自分のため」ではなく、「たくさんの人のため」だったことです。「たくさんの人の笑顔が見たい」、「だれかの役に立つかもしれない」「たくさんの人を支えてあげたい」その強い想いが一歩踏み出す原動力だったのかもしれません。

弥生は「応援」の意を込めて、参加者さんへ当社制作の「はじめての会社設立」「はじめての経営」という小冊子をお渡ししました。参考にしてもらえていたらうれしいです。

弥生が小冊子制作にかけた想いはこちらです。ぜひご覧ください。
小冊子写真