こんにちは、広報の谷口です。

弥生は、5年前の東日本大震災後から、弥生のお客さま、事業者の皆さまの復興のお手伝いになればと現地で活動を続けてまいりました。

震災直後の製品提供からはじまり、製品を提供した事業者の皆さまに製品の使い方セミナーを開催。その後、事業を再開する方の増加にあわせ、事業計画作成に関するセミナーを企画、さらに税理士の資格を持つ社員に半年間陸前高田市に駐在、事業の困りごとを解決するお手伝いをしたりと、思えば様々な経験をさせていただきました。

「現地の事業者の方は今こんなことが必要なのでは？」と考え、ひとつひとつ形にして、5年が経ちました。今回はそんな弥生の活動を少し振り返ってみたいと思います。



2011年
製品のご提供を開始し、それに合わせ大船渡と釜石で使い方のセミナーを開催しました。

2012年
気仙沼と陸前高田でも使い方セミナーを開催しました。


2013年
岩手県の協力のもと、セミナー開催場所も陸前高田、大船渡、釜石、宮古と増加しました。


助けあいジャパンさんと共に復興のお手伝いを始めたのも、2013年からでした。


2014年
社員が陸前高田に駐在。陸前高田市まちづくりプラットフォームに参加させていただきました。


陸前髙田の事業者の方々ともつながりができ、事業者の皆さまの笑顔を動画にしました。


2015年
一人一人の事業者の皆さまの悩みを聞いて答えるイベントを開催しました。新人が積極的に活動に参加してくれるようになったのもこのころから。






去年の9月、陸前高田でセミナーを開催した時に撮影した、巨大ベルトコンベアです。
中心市街地のかさ上げにあたり、盛土をするために山で採掘した土を中心市街地に運ぶ役割を終え、翌月の10月から解体が始まりました。
既に陸前高田の市内にはベルトコンベアはありません。

景色が変わるように、時の経過とともに事業者の方々のニーズにも変化が表れています。その変化に対応するためにも地元の事業者の皆さまと力を合わせながら、今年も活動を続けてまいります。

2016年、皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。