「確定申告」をされる方であればよくご存知だと思いますが、申告書類提出方法はいくつかあります。その中でも【e-Tax】を使った電子申告をされる方向けに、書き出せる書類やソフトの操作手順をかんたんにご説明します。
既に利用されている方や、昨年の内に必要な準備を済まされている方、まずはソフトで書き出せる書類を確認しましょう!書き出し可能な書類は次の通りです。
(※ 【e-Tax】の事前準備については、【e-Tax】国税電子申告・納税システムページをご覧ください。http://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html
◆帳票
・平成27年分の所得税確定申告書B(第一表・第二表)
・平成27年分の所得税確定申告書  (第三表)
・平成27年分の所得税確定申告書  (第四表(一)・(二))
・平成27年分の所得税確定申告書 付表(上場株式等に係る譲渡損失の
   損益通算及び繰越控除用)
・平成27年分収支内訳書(一般用)
・平成27年分収支内訳書(不動産所得用)
・平成27年分青色申告決算書(一般用)
・平成27年分青色申告決算書(不動産所得用)
・平成27年分青色申告決算書(農業所得用)
・所得の内訳書
・医療費の明細書
・譲渡所得の内訳書(確定申告付表兼計算明細書)【土地・建物用】
・株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書
・平成18年度以降の消費税申告書(一般用、簡易課税用、付表(1、2、2-(2)、
 4、5、5-(2))、消費税の還付申告に関する明細書(個人)

次に[所得税確定申告モジュール(平成27年分)]がインストールされており、開いている年度が「平成27年」になっていることを確認したら、【操作手順】にしたがってデータを作成します。

◆操作手順
1[所得税確定申告モジュール]画面の[e-Tax]
  (または[決算・申告]メニューの[e‐Tax データの書き出し])をクリックします。
2「e‐Taxデータの書き出しを行うには、すべての画面を閉じる必要があります。
   よろしいですか?」のメッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
3[e‐Tax データの書き出し]画面が表示されます。
   [e‐Tax 情報設定]をクリックして以下の設定を行います。

51_e-Tax情報設定

<1> 【フリガナ】:フリガナ全角で入力します。
<2> 【氏名】:氏名を入力します。
<3> 【住所】:住所を入力します。
<4> 【地方自治体コード】:住所を入力している場合は[住所から検索]を
     クリックすることで該当する地方自治体コード(半角数字6桁)が
     自動入力されます。
<5> 【電話番号】:電話番号を入力します。
<6> 【都道府県】:▼をクリックして都道府県を選択します。
<7> 【提出先税務署】:▼をクリックして提出先税務署を選択します。
<8> 【利用者識別番号】:税務署から通知された利用者識別番号を
     半角数字16文字で入力します。
4[OK]をクリックします。

51_e-Taxの書き出し

5[出力先の指定]の[保存場所]と[ファイル名]を確認します。
   保存場所を変更する場合は、[参照]をクリックして保存先を選択します。
6[出力帳票]で出力しない帳票のチェックをはずします。
7[OK]をクリックします。

その他、皆さまから寄せられる【e-Tax】に関するよくある質問や、操作手順を動画で確認したい方のために、FAQやガイド(動画)をご用意してます。ぜひ、参考になさってください。
弥生はみなさんの確定申告を応援しています!!


よくある質問FAQ(弥生会計・やよいの青色申告)
https://www.yayoi-kk.co.jp/yss/faq/index.html
FAQ番号:1610146 【e-Tax】とはなんですか? ※ 文字での検索も可能です。

スタートアップガイド
http://www.yayoi-kk.co.jp/yayoi_ch/index.html#aoshin_shinkou06
操作手順は動画でも確認できます。(約5分)