弥生のヨシです。
 労働保険の年度更新の手続きが始まっています。準備は進んでいますか。

 「労働保険の年度更新」とは、今年度(平成27年度)の労働保険概算保険料を納付するための申告・納付と前年度(平成26年度)の労働保険料を精算するための確定保険料の申告・納付手続きのことをいいます。今回は、今年度の労働保険の変更点や注意点をご紹介します。

労働保険 年度更新 申告書の書き方

出典:厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/hoken/h25/dl/koyou-all.pdf


平成27年度の雇用保険料率
平成27年度の雇用保険料率は、平成26年度の保険料率のまま、据え置きです。
変更はありません。


平成27年度の労災保険料率
 「労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行規則の一部を改正する省令」が施行されたことに伴い、2015(平成27)年4月1日から、労災保険料率が変更になっています。
 「事業の業種」ごとの料率は、厚生労働省ホームページ( http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudouhokenpoint/dl/rousaihokenritu_h27.pdf)でご確認ください。



弥生の給与計算製品(『弥生給与 15』および『やよいの給与計算 15』)では、労災保険料率を変更できますので、設定をご確認の上、ご利用ください。

1.クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[給与規定]をクリックします。
2.[給与規定]画面の[労働保険]タブをクリックします。   労働保険の加入状況や保険料率などを設定する画面が表示されます。
3.「現在の保険料負担率」「労災保険」の「事業主」欄に料率を入力します。


年度更新の期限は、毎年6月1日から7月10日までです。
この手続きが遅れると、さらに追徴金を課されることもありますので、ご注意くださいね。